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新港埠頭1号・2号上屋 (新港埠頭保税倉庫) 横浜市認定歴史的建造物

2号倉庫
2号倉庫

1号倉庫
1号倉庫

廃線跡と赤レンガ倉庫
廃線跡と赤レンガ倉庫

新港埠頭1号・2号上屋 (新港埠頭保税倉庫) (赤レンガ倉庫)

竣工1号:大正2年3月,2号:明治44年5月
構造概要煉瓦造 地上3階(一部4階)
所在地中区新港町
設計/施工大蔵省臨時建築部(妻木 頼黄)/1号:原木 仙之助 2号:直営

保税倉庫とは、関税がまだ支払われていない物品を留め置く倉庫の事です。 設計は同時期ですが、2号上屋が先に竣功しました。
三角形の破風やアーチ窓の煉瓦壁が150メートルもの長さにわたって整然と並んでいます。 また煉瓦積みの内部要所に鉄材が使用されています。 震災により1号上屋は約半分の長さになってしまいましたが、 2号上屋は完全に耐えて、当時の姿を今に伝えています。
映画やドラマの舞台としても度々使用されてきましたが、 倉庫としての役目はすでに終えています。
平成14年4月に改装が終了し、店舗等として内部が公開されています。 かつての倉庫の名残も残されています。

なお、赤レンガ倉庫付近から山下公園方面への貨物線の廃線跡は整備され、 山下臨海線プロムナードという名前の遊歩道となっています。

参考:横浜市港湾局, (株)横浜みなとみらい21


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