神奈川県立歴史博物館
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復元されたドーム周辺
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- 神奈川県立歴史博物館 (旧 横浜正金銀行 本店)
竣工 | 明治37年7月 |
構造概要 | 鉄骨・煉瓦・石造 地上3階・地下1階 |
所在地 | 中区南仲通5−60 |
設計/施工 | 妻木 頼黄/直営 |
横浜正金(しょうきん)銀行は日本銀行と並ぶ国内の最重要金融機関でした。
戦後、東京銀行が創立され、ここは東京銀行横浜支店となりました。
当時の金庫室の面影を残す地下室の壁は1.3mにも及ぶとのことです。
この建物はドイツ・ネオバロック様式とよばれており、
彫りが深くダイナミックで細部の彫刻も美しく、また横浜で唯一の石造建築でもあります。
関東大震災による火災で正面屋上のドームが焼損しましたが、建物は無事で、
戦時の空襲でも被害は生じなかったそうです。
昭和39年に神奈川県が土地と建物を買収した後、昭和42年にドームが復元され、
神奈川県立博物館が開館しました。
平成7年に内部を改装し、神奈川県立歴史博物館と改称されました。
参考:神奈川県立歴史博物館
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